2018.7.23
こんにちは。佐藤です。
台風も過ぎ、今週は穏やかな天気になりそうでホッとしています。
先日見学会をさせていただいた古波蔵の現場は、
無事に上棟式を終えました。
上棟式とは、棟上げまで無事に終えることができたことへの感謝と、
ここから竣工まで順調に進むようにと祈願する儀式です。
写真の真ん中にあるものは「御幣」といい、
家に難を寄せ付けない守り神のような役割を担ってくれます。
ご家族のさらなるご多幸と、家づくりをお任せいただけたことへの感謝の
気持ちを込めて主人と作成しました。
まずは御幣へご祈願をします。
次にお施主様と棟梁が、家の四隅にお米、塩、お酒でお清めをします。
撒くというよりは置く感じです。
東西南北の順番にお清めし、終わりましたらお施主様からひと言頂戴して閉式となります。
この後、御幣は屋根裏の棟木を支える柱に取り付けます。
守り神としてずっと家を見守ってくれるのですね。
おかめさんが付いている地方もあるので、
ご自宅の屋根裏に上がったときに、「うわぁ」ってビックリした方もいらっしゃるのでは?^^
このような習わしが残っているのって私はとっても好きです。
私が生まれた地方では餅まきがありました。近所の人(近所じゃない人も^^)が集まって
女性陣はエプロンの裾を広げて餅キャッチ。
上手く取れない子には、たくさん取れた人が分けてあげたりして。
思い出になりますし、次の世代にも伝えていきたいなと思います。