2021.5.5
すっかりご無沙汰となってしまいました。
佐藤です。
那覇市の戸建リノベーションは3月に無事にお引渡しを迎えました。
こちらの現場はDIYが満載で
WICと子ども部屋の壁の仕上げはご家族全員で塗装して、
造作の洗面台のタイルも子どもたちが貼ってくれました。
私たちも一緒にさせてもらって塗ったり貼ったり*
初めはこのような状態。
これから塗装をするので、マスキングテープでサッシや巾木を養生しているところです。
この養生がとっても重要で、
丁寧に細かくしているとキレイに仕上がることはもちろん、
すごく塗りやすいのです。
石膏ボードのパテ処理からスタート!
ビス穴やボード間のすき間を埋めていきます。
パテ処理は大人4人で黙々と作業したため、
写真がありません(笑)
塗装からはお子さまたちも参加してくれました♪
このお部屋は長男くんのお部屋で、自分で塗料の色を選んで塗ってくれました。
くすんだグレー、素敵な色です。
仕上げはお父さん♪
塗料は東京卵日和さんのエッグペイントを使用しました。
廃棄される卵の殻が原料になっていて、湿気を吸って吐いてくれる調湿作用と消臭効果がある塗料です。
卵の殻って多孔質なんですね。
揮発性有機化合物(VOC)も吸着して分解する働きもあって、これは漆喰にもある働きなのですが、
家具に含まれるボンド等から出るVOCは過敏症になると体に不調が出てくることがあります。
それを吸着して光触媒が分解する、
こんなに多機能な塗料はめずらしいです。
一般的によく使用される水性塗料と比べると価格は高いですが、
要所要所で使い分けたり、今回はDIYで塗装することでコストのバランスを取りました。
お子さまたちの集中力はすごくて
本当に一生懸命塗ってくれました*
こちらはWICの壁、一面真っ白になった壁を見て、
子どもたちはひらめきます。
絵を描いちゃおうと(笑)
「服が掛かる場所だから、いっか♪」とご両親からご提案をいただき、
ぜひぜひ!と壁をキャンバスに思いきり描いてくれました。
今しか描けない絵、子どもたちが年ごろになったときにも
この絵を見るたびにこの日のことが思い出されるのだと思うと、なんだか泣けてきました。
無邪気な楽しそうな子どもの姿って最高ですね。
家を一緒につくるという貴重な体験と、この時間を共有できたこと、
私たちにとって宝物になりました。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みくださりありがとうございます。
2021.05.05 sato