日々のこと
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那覇市古波蔵の現場状況

お久しぶりの更新となってしまいました。佐藤です。

みなさまお変わりありませんでしょうか?

 

梅雨明けした沖縄は、むし暑い日が続いていますが

今日は珍しく大雨。

気温が下がって、雨の音も心地よくて

過ごしやすい、良い午後です。

 

さて、5月に地鎮祭を行った那覇市古波蔵の現場は、

現在基礎が立ち上がり新築現場らしくなってきました。

 

那覇市古波蔵新築現場 基礎の写真です

 

基礎ができて、ホッとひと安心。

7月10日に上棟式を迎えます。

 

ここでちょっと、基礎についてお話したいと思います。

 

この基礎は「一体打ち」のべた基礎というもので、

平らな部分と立ち上がりの部分を同時に施工しています。

 

基礎にはもうひとつ「継ぎ打ち」という施工方法があり、

平らな部分をつくった後に、立ち上がりの部分を施工します。

別けて施工するので「2回打ち」とも言われています。

 

どちらの基礎がいいのかというと、

一体打ちの方が良いです。

 

継ぎ打ちは、平らな部分と立ち上がりの部分を別々に施工しているので

継ぎ目ができてしまいます。

 

大阪府阿倍野区現場

 

ちょうど真ん中のところがそうですね。

 

この継ぎ目があることで、基礎の強度、耐久性は弱まります。

シロアリが侵入したり、雨水が入る可能性があり、

海が近い地域は、基礎の中に入っている鉄筋が錆びることもあるのです。

 

シロアリ、塩害は沖縄県では気をつけないといけない重要ポイントのひとつですね。

 

この継ぎ目ができないように施工する一体打ちの基礎、

デメリットがあるのかと言われれば、若干コストが高いことでしょうか。

職人さんの腕も要るので、簡単な施工ではないです。

 

 

ですが、もう断然、基礎は一体打ちがいいなと思うのです。

家の購入は、人生の中で叶えたい夢のひとつで、とっても幸せなお買いものだと思います。

だからこそシビアに、難しい施工でも、そこを選んでいきたいです。

 

継ぎ打ちがダメというわけではなくて、

比べたら、というところです。

基礎のお話も、詳しく知りたいなという方はいつでもご連絡くださいね。

 

現場の状況にあわせて、ブログ更新していきますので

また覗いていただけるとうれしいです。