日々のこと
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地鎮祭

9月に入り、朝晩の気温がすこし下がってきましたね。

秋の気配にウキウキしています。

 

さて、先週の日曜日は南城市にて地鎮祭が執り行われました。

 

 

 

 

海と山、空が望める気持ちのいい場所です。

わたしの中では、「海と空と山と」というお住まいの名前をつけて

各所のデザインやご提案をさせていただきました。

 

素朴で、静寂があり、空気がスンっとしているような。

なんと言ったらいいのかむずかしいのですが、

キッチンというよりはお台所という感じがこのお住まいにはぴったりしっくりくるように思います。

 

 

建て主さんとの出会いは2年前のトータルリビングショウ。(コンベンションセンターで毎年秋に開催されています)

わたしたちのブースに置いていた一冊の本がきっかけとなり、事務所にお越しくださったことがはじまりです。

 

 

 

建築家 丹羽修さんの「家を建てたくなったら」。

建て主さんの奥さまは本の編集のお仕事をされていて、こちらの本に携わった方々とお知り合いとのこと。

気になっていた一冊で目に留まったとおっしゃっていました。

(お読みになって目に留まったのだったかな。2年も前になると記憶が…汗)

 

この本は、建築家の目線と建て主さんの目線が良い感じに交わっていて

どちらの立場にも立てて読めるところが面白いです。

 

「そうそう!」

「あ~分かる~!」

とついつい声に出して、共感して興奮していっきに読めました。

 

自分の気持ちを相手にどう伝えるか、どうしたら伝わるのか、

些細なニュアンスをいかにお互いに汲み取り合って理解して納得して進めていくのか。

家づくりにおいても、人とひととのコミュニケーションがとても大切で、

好きなものが似ていたり、

関心があることや、心が動く事柄が近かったり。

そういう感覚的なところって、実はすごく大事なんですよね。

 

巻末には丹羽さんが普段使われている「住宅調書」という、いわばヒアリングシートが載っています。

 

 

これもとても良いのです。

わたしたちも独自のヒアリングシートを使用しておりましたが、

この本に出会ってから一部内容を変更しました。

 

南城市のいえの建て主さんにも、ヒアリングシートにご記入いただき

1年近くかけてお住まいの計画を進めてきました。

 

イメージは山小屋

庭にはニワトリがいて、玄関土間にはイエルカさんの薪ストーブ。

わたしたちもとても楽しみでわくわくしています。

 

どんなふうに出来上がっていくのか、

また進捗をアップしていきます。

 

それでは今日はこのへんで。

今日もお読みいただきありがとうございます。

 

 

2021.09.18 sato

#海と空と山と